キャンパスの今昔
今朝登校すると、キャンパス南側のフェンスで、伸びすぎた樹木の剪定をしていました。
1980年にこのキャンパスが開かれてから36年が経ち、全体に樹木が鬱蒼としてきています。
南門から中央棟を見ると、立派な並木道です。
ここだけ見ると歴史あるキャンパスみたいです。
しかしこれらの樹木も皆30数歳に過ぎません。
昔の写真はこうです。
大体同じ角度から撮るとこんな感じ
建物が全然見えません。
さらに、上から見るとこうなります。
手前から森がしだいに迫ってきて、建物を飲み込もうとしているようです。
ご存じの方も多いと思いますが、このキャンパスともあと7年ほどでお別れになります。
そのあとは京都駅のすぐ東に移ります。
この大学は、歴史は古いのですが、住所は落ち着かない学校で移転を繰り返しています。その変遷については、こちらにまとめられています。ずっと上野にある東京藝大とは対照的です。
ちなみに、一番最初の校舎を示しているのはこの地図。
隣にあるのは、なんと御所です。
その縁というわけでもないのですが、現在芸研の田島と柴田は京都御所の障壁画を調査する共同研究をしています。
京都御所は、外から見る公開はされていますが、なかなか御殿の中には入れないので、貴重な体験です。
あ、ちなみに、最初に学校があった場所は現在はこんな感じ。
石碑とかそういうものはありません。
京都御苑を散歩する機会があれば、歩いてみて下さい。
(田島)