2016年4月27日水曜日

2016年4月27日

3回生初めての発表


こんばんは、4回の西森です。
今日は3ゼミで3回生の初めてのゼミ発表があったのでそのことについて書いていきます。

その前にゼミについて説明しておきますね。
芸研には1ゼミ、2ゼミ、3ゼミと三つのゼミがあります。
1ゼミは「芸術の歴史と理論」、2ゼミは「文化と感性の理論」、3ゼミは「芸術と社会」というように扱うテーマが違います。
3回生になったら、自分のしたい研究内容にあったゼミを選択して、そこで研究を進めていくことになります。(2回生次からも見学は可)

また、ゼミによって授業の進め方も異なってきます。
私の所属する3ゼミの授業風景はこのような感じです。

 


3ゼミでは発表形式で授業が行われます。
その週の担当の学生はレジュメとプレゼンテーションを準備して、調査してきた内容を発表します。
発表後は先生からアドバイスをいただいたり、ほかの学生と意見交換をしたりします。
写真のように輪になっているので距離感が近く、わいわいといろんな意見が飛び交い、そこから思いがけない発見があったりするので毎回新鮮です。

そして今日は、最初にも書きましたが3回生の発表が行われました。
今年は3ゼミに2名の3回生が入ってきたのですが、初めてのゼミ発表です。
最初ということで、自分が興味のあることについて調べてきたことや考えてきたこと、感じたことなどをそれぞれ発表しました。
一人は「アジアのファッションブランド」、もう一人は「ゲーム『ぼくのなつやすみ』から考える懐かしさ」についてを扱っていました。
どちらも興味深い内容ですね。
発表に使う映像をうまく映せないというトラブルもありましたが、それはご愛敬。
機械の扱いは慣れないとやっぱり難しいです・・・私もいまだに慣れてません(汗)。

発表後は先生から、今後どのように研究を進めていけばいいか、情報をどのように集めたらいいか、それをどのように提示するかや参考になりそうな資料などについてのアドバイスがありました。
3回生に向けてのアドバイスでしたが、私にとっても改めて参考になることもあったり。
ほかの人の研究について知ることもやはり大事ですね!

初めての発表を終えた感想を聞いてみると一言、「ヤバかった・・・」。
うん・・・わかる。なかなか思う通りの発表というのは難しいものです。
でもヤバくても積み重ねていくことで形になっていくはず!
3回生のこれからが楽しみですね。
そして私も次回発表なので頑張って準備します。

今回は3ゼミの様子でしたが、ほかのゼミではまた違う形で行われているそうなので、
いつかほかのゼミの様子も紹介したいですね。

それでは今日はこの辺で。






2016年4月21日木曜日

2016年4月20日

新入生歓迎会

こんにちは、3回の澤田です。
今日は既に竹浪先生が日誌を書いてくださっているのですが、新歓の日ということで
もう一つ書かせていただきます!

例年はまず交流室でお茶とお菓子をいただきつつ自己紹介というのが恒例なのですが、
今年は芸研で行いました。
いつもと違うので椅子の配置に悩んだり、途中蜂が侵入するというアクシデントもありましたが、藤木さんが買ってきてくださったお菓子をみんなで食べながら無事自己紹介が終了しました。新入生のみなさんは、初めての下宿生活や実技など大変なこともあるようですが、それぞれ大学生活を楽しんでいる様子でなによりです。在学生から新入生へのアドバイスは、「内臓に気をつけて!」や「ご飯はちゃんと食べて!」など妙に体調面のことが多かったです(笑)

その後は場所を移して食事会へ。こちらも例年はカレー屋さんで行われていたのですが、人数が多いということで今年は西院の居酒屋へ行きました。



席は四つぐらいの塊に分かれて学年や先生もばらけて座ったので、テーブルごとに話題も様々だったのではないでしょうか。一回生の話を聞いたり、先生方から面白いお話をうかがったりできた楽しい会でした!

2016年4月20日水曜日

2016年4月20日

春の台北一人旅


竹浪です。
春休みを利用して台北に行ってきました。3泊4日の一人旅で、故宮博物院などを巡ります。午前中の便だったので、昼過ぎには市内に到着。早速お土産の烏龍茶を買いに、食品問屋が軒を連ねる迪化街に向かいます。






























ここは古い町並みが残っており、それを活かした再開発も進んでいます。天気はあいにく小雨ですが、街並みを撮影しつつ進んでいくと、大きな黒い犬が歩道に寝ころんでいました。

















台北では、街中で犬を放し飼いにしているのは普通です。犬も人馴れしています。大丈夫だろうと横を通り抜けようとした瞬間、もう一匹、黒い犬が物陰から現れました。親子(兄弟?)の二匹が狛犬のように仲良く向かい合って寝ていたのです。さっきカメラを撮ったのが勘に触ったのか、怒った目で威嚇してきます。二、三歩後ずさりすると、「ウー、ワン、ワン」と向かってきました。とっさに傘で間合いをとって逃れましたが、犬に追いかけられたのは30数年ぶりです…。その後二匹は、「あやしい旅行者にかまってても仕方ない」と思ったのか、仲良く別の休憩場所をもとめて行ってしまいました。

ちょっとびっくりしましたが、その後は、お茶屋さんで烏龍茶を買ったり、乾物屋さんで桜エビを買ったり、竹細工の店でお盆(800円、安い!)を買ったり…。既に値段も体積も予定オーバーです。


















二日目も雨模様。朝から故宮に行きました。
お目当ての展覧会は、明時代の大文人・董其昌の書画特別展です。館内撮影NGなので、お見せできないのが残念ですが、今回は時間に余裕があったので、絵だけでなく書もじっくりみました。気に入った作品は、鉛筆でですが、臨書(作品を見ながら写すこと)もしてみました。作品の細やかな筆遣いが実感できます。


















次の日の午前中は、師範大学の近くにある、何創時書法藝術基金で明時代の書の展覧会を見てきました。名品はちょうどいま大阪市立美術館で開催中の「王羲之から空海へ 日中の名筆 漢字とかなの競演」展に出品中で複製が掛かっていました。嬉しいような残念なような不思議な気分です。
























師範大学のそばは書店や書画・文房具の店が多く、歩いて10分くらいの永康街は、小籠包で世界的に知られる名店・鼎泰豊がある繁華街。ちょうどお昼時で、1時間まちの行列でしたので、入るのは諦め近くの店で台湾名物マンゴーアイスを食べました。

































予想以上の大きさ(高さ約20センチ)で、マンゴー風味のジェラートをかき氷状にした触感は絶品です。甘党ではない私も至福のひとときでした。午後からは故宮に行き、夜間開館で7時まで堪能しました。
































最終日にようやく天気も良くなってきましたので、中正記念堂に行きました。蒋介石(18871975)を顕彰するために1980年に完成した建築です。手前の巨大な門とひたすら長大な広場は伝統中国の皇帝陵の祭祀空間を想起させます。両翼は国立の戯劇庁と音楽庁。祀りと祭りの場が一体化しています。































蒋介石の巨像の両脇を、衛兵が直立不動で守っています。1時間ごとに交替式が見られます。ちょうど11時だったのでカメラの動画で撮りました。人垣がすごくて腕を挙げての撮影です。衛兵さんが動いている10分ほどは、こちらが硬直するはめになりました。

















記念堂の正面では「アナと雪の女王」のイベント展が開催中で長蛇の列です。また堂内ではJRの鉄道展、アニメ「あたしン家」の展示もやっていました。記念堂も政治性だけでなく文化施設としての性格も強まってきているということでしょう。


3泊の短い旅行でしたが、行きも帰りも半日は使えたので思った以上に周れました。台湾には、他にもまだまだ行くところはありますので、次はぜひゼミ旅行でも行きましょう!

2016年4月13日水曜日

2016年4月13日

新年度スタート!


こんにちは。3回生の藤山です。

今日は、今年度初の合同演習とゼミがありました。
そして、新たなパソコンが芸研にやってきた日でもあります!命名「芸研七郎」
そしてそして!WEB班も新メンバーを加え、始動です!

4回生
 柴田(総監督)
 西森( 〃 )
 上杉(広報)
 柏山(学外ギャラリーガイド)

3回生
 澤田(学外ギャラリーガイド)
 藤山(日誌)
 ◆倉澤(学内ギャラリーガイド)

2回生
 ◆谷岡(学内ギャラリーガイド)

そして、、、忘れてはいませんよ!
 田島先生と竹浪先生

◆マーク2名が新しいメンバーです。人数が増えて嬉しい!
これからは、このメンバーで活動していきます。

なお、この日誌は昨年度と同じく、メンバー全員が順番に書いていく予定です。
日誌担当を仰せつかった身として、更新が滞らないように頑張りたいと思います!
というわけで、今年度もよろしくお願いします。

2016年4月4日月曜日

2016年4月4日

総合芸術学科・芸術学科オリエンテーション


本日は、芸術学研究室(総合芸術学科・芸術学)のオリエンテーションが行われました。
芸術学研究室の学生・教員が集まり、自己紹介や本年度のスケジュールを確認しました。















新入生とは初めての顔合わせです。自己紹介の際には時折笑いもおこり、和やかなムードでした。
今日はほんの短い時間だったので、これから新入生ともたくさんお話したいですね。


オリエンテーションの後には、研究室の模様替えを行います。
今年は学生数が昨年よりも多いため、新たに机が増設されて室内の雰囲気も変わりました。
今までは春休みや夏休みなどの連休明けには、学生や先生方の旅行のおみやげがこのように


(2016年1月撮影)


所狭しと並べられていたのですが、今回の模様替えでお菓子専用の棚も用意され、ますます研究ライフがはかどりますね。




模様替え後には、ゼミについて先生と相談する3回生の姿がみられました。
(総合芸術学科では、3回生からゼミに所属し本格的な研究を始めます。)
「どんなことを研究しようか」と悩む姿に数年前の自分を思い出します…

総芸では、やる気があればどのような研究でも行える環境が整っていると思います。
少人数であるために先生方とのコミュニケーションも図りやすいですし、研究室から一歩外に出れば実際の制作活動に触れることができます。
「他の学校の『美学・美術史専攻』ではとりこぼされてしまうような事柄」を研究できることは、この学科の魅力のひとつだと感じます。自分の興味のある分野について研究し、発信してほしいと思います。

人の研究について偉そうに語りましたが、私も今年は卒論を提出しなければならないので、気張っていきたいと思います。


4回生 柴田