2013年12月24日火曜日

2013年12月24日

年末の大掃除


どうも、メリークリスマス。
杉本です。
みなさまどのようなクリスマスをお過ごしでしょうか。
私はいつもと変わりない日常になりそうです。
リア充末永く爆発しろ!

さて、本日は今年最後の授業日でした。
明日から冬休みです。
そのため、学校中を大掃除する日でもあります。
長期休暇の前には大掃除するんです、うちの学校。

みんなで履いたり、吸ったり、拭いたり、磨いたりします。







ちょっと私自身も掃除に夢中になりすぎて、記録とるの忘れてました。
特に、清掃している場面ではないですが、端々に掃除用具が写りこんでるので、
それとなく察してください。
みんな頑張りました。
茶渋かなんかわからないもので汚れたシンクも、
何がはじけたのかわからない染みのついた電子レンジ内も、
歩けば埃が舞う床も、
廊下に積み上げれた十年以上前の電化製品も
ただ重いだけで場所をとる不要な机や棚も。
全てキレイに片付けられました。
うーん、ピカピカ。
気持ちがいいですね。

その他の学科の実技の学生達の大掃除といえば、
いらない作品のパネルを分解したり、
木や石、竹などの素材などをこの機に処分することが多いのですが、
我が総合芸術学科は、実技はしないのでそういったことは必要ありません。
しかし、毎日お世話になってる相棒といっても過言ではないMac達がいます。
彼らも、1年の間、悲しい時も楽しい時も
暑い時も寒い時も
発表原稿が書けなくて苦しんだ時も
変顔写真をみて皆で爆笑した時も
Colors of KCUA であーでもないこーでもないと議論した時も
「そんなことも知らないのか」と教授に呆れた目でみられ死にものぐるいでggった時も、いつも一緒だった芸研の頼もしいやつらです。
お礼の気持ちをこめて、キレイにします。






キーボードのボタンって取れるんですね。
知らなかった。
おかげでタイピングで黒ずんで埃だらけだったキーボードも新品のようになりました。
来年もよろしくね、Macたん達!

そういうわけで、今年のこの芸研ブログの更新もこの記事が最後になりそうです。
読んでくださったみなさま、本当にありがとうございました。
年明けからは、修論、卒論、制作展に忙殺されることになると思います。
大変かもしれませんが、芸研メンバーみんなで頑張っていきます。
来年もどうぞよろしくおねがいします。

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最後に今年の作品展です!
ぜひご来場ください。

京都市立芸術大学作品展2014




すぎもと

2013年12月17日火曜日

2013年12月17日


2013年後期合同発表会


こんにちは、総芸2回の柴田です。
現在、総合芸術学科では半年に1回の合同発表会が数週に渡って行われています。
学部3回生・4回生・院生が参加するこの発表は、いつも活動している中央棟4階芸術学研究室ではなく、新研究棟の広い部屋で行われます。
他の専攻で言うところの合評であり、これまでの研究の成果を発表するものです。
合同発表会では、普段は別々に活動を行っている3つのゼミが合同で発表を行います。
故に他のゼミに所属する先輩方の発表も聞くことができるのです。
学生の人数も普段の3倍ですが、もちろん先生の人数も3倍になるわけです。緊張も3倍……















この日の発表は学部4回生の先輩方。一人ずつ発表に挑みます。
美術についての研究と言ってもその内容は千差万別で、合同発表会では今まで自分が興味関心のなかった分野の面白い話がたくさん聞けるのがいいところだと思います。

日本でも有名なアメリカのアニメーション、South Parkについての研究を行っている先輩の発表では、実際にプロジェクターでアニメーションが流され、論文などでは行うことの出来ない発表の仕方だと感じました。

漆工に関する発表では、今まで知らなかった技法について知ることが出来て面白かったです。

寺院における、襖絵の高精細デジタル複製品に関する発表を行った先輩は、実際に複製品の展示が行われているお寺まで足を運び、襖絵を見学した方にアンケートを実施したそうです。

明治時代に結成された京都青年絵画研究会についての発表では、新聞記事がたくさん引用されていて、当時の様子を垣間見ることが出来ました。















学生の発表の後は、質疑応答の時間です。
先生方の鋭い質問に、聞いている私までもが何故かドキドキしました……
私も来年からあの場に立つかと思うと非常に、非常に!お腹が痛くなります。

先輩方の発表の内容はもちろん、話し方やレジュメの構成もとても勉強になりました。
私も()半年後の発表に向けて今から段々と準備していきたいと思います。

2回生 柴田晶子

2013年11月22日金曜日

2013年11月21日

京芸 芸祭2013


どうも、こんにちは。
杉本です。
お久しぶりです。

今回は、本学の1年のうちで2番目に大きいイベントである
「芸祭」についてしたためようと思います。
ちなみに1番は、その年の集大成を世間にお披露目する「作品展」です。
是非、お越し下さい。

芸祭は、一般的な大学でいう学園祭です。
お祭りです。
みなさん、思い思いにはじけちゃいます。
しかし、我が校は芸術大学。
腐っても芸術大学。
なんてったって芸術大学。
普段は心の奥に隠している嗜好を存分にぶちまける絶好の機会です。
しかも、やはり好きなモノだと熱の入りようも半端ない。

それらの端々を写真に収めてきました。




今年のテーマは「エボリジナルパッションショー」。
インディアン的な感じですかね。
メインオブジェはテーマ的な衣装になっています。
実際に着用できるのですが、驚くべきことは、羽に見えるところの素材が段ボールだということです。
てか衣装のだいたいが段ボールで出来ているそうです。
芸大生のパッションぱない。




これは「漆黒屋」さん。
漆工専攻の学生がやっている模擬店です。
主なメニューは餃子です。
こだわっているのは茅葺き屋根だけではありませんよ。



ちなみに中はこんな感じ。
他大学の方に聞いて初めて知ったのですが、
イートインできるのは珍しいそうですね。
天井の造りも木工技術で組み立ててるそうです。
寒い夜の時間帯の営業でも、
お客さんも店員も寒さで震えることはありません。




その他の模擬店もどこも引けをとりません。
だいたいどこの店舗もイートインスペースがあります。
上のクマは手作りだそうですよ。


展示もあります。




作品展とはちょっと違った、遊び心あふれる作品が多いような気がします。
今年はお化け屋敷を展示にしているブースがありましたが、
私は途中リタイアしてしまいました。
いや、こわくないよ?
ビビってないから!全然こわくないから!


音楽学部もはっちゃけます。
汚ったない、いや、野性味あふれる美術学部とは違い、
清楚で気品高く、構内ですれ違うときも
良い匂いがしたり見た目にも奇麗な服を着てたりする音楽学部のみなさんも、


コスプレ演奏会。
パートごとに衣装をまとめてるみたいですよ。
個人的に、トロンボーンの某美少女戦士たちと
クラリネットのチャイナのスリットからのぞく太ももが気になります。
太もも。
他にも生演奏付き模擬店とかあって、華やかでした。


そしてやはり多いのがコスプレイヤーですね。


能学部のを兼ねたキツネさん。


【閲覧注意】ゾンビ2匹。


今年は某巨人アニメが大流行したので兵団の恰好した人が多かったです。
ワッフル屋さんでは、兵長が焼いてマフラー子が会計してくださいました。
一番下の写真は、「京芸の王子様」の一場面です。
京芸の王子様は、3年前から始まった企画です。
某テニス漫画のミュージカルを模した出し物で、各キャラになりきって踊ります。
そしたら観客から黄色い悲鳴とキャラ名の嵐です。
いや、王子様やもん。
仕方ない。


そして、本日のメインコーナー「日本画精一杯」についてです!
日本画精一杯とは、3年前に結成された日本画の民による演技です。
内容は主に「踊ってみた」です。








某巨人アニメとポ◯モンと某闇の魔法の先生が出演しています。
ポケ◯ンは全て手作りです。
振り付け覚えたり、衣装制作したり。
お前ら絵描けよ!と言いたくなります。
たぶん探せばいろんな画像や動画が出てくると思うので、
探してみてください。


私は4年目の芸祭でしたが、とても充実した3日間を過ごすことができました。
来年の芸祭へ期待すると共に、作品展へ向けて頑張りましょう。



すぎもと

2013年10月23日水曜日

2013年10月23日



おはようございます!

11月2日〜4日は京都市立芸術大学の芸大祭です○
芸祭が近いということで校内もなんとなく
お祭りモード。

学生による展示や、手作り雑貨の販売
たくさんのイベントなど盛りだくさんなので
みなさん是非お越し下さい〜!



そんな京芸の昔の学祭も、すっごくおもしろそう。
この写真はカッパの神輿を作って鴨川沿いを練り歩いています◎



これはなんなのか分らないです


 うーん
昔から芸大生は変なんですね。
こんな面白い血を受け継いだ京芸の芸祭に
今年もぜひぜひ◎お越し下さい〜!





2013年10月9日水曜日

2013年10月9日





初めまして、こんにちは!
総合芸術学科5回生、中本と申します。
私は2011年後期から2年間休学をして、アメリカはカリフォルニアに語学やビジネスの勉強のため留学していました。
8月に日本に帰ってき、今期からまた芸研の一員として勉学に励んでいます。
皆様これから卒業まで1年半、よろしくお願い致します。

さてカリフォルニアに留学していた私ですが、実はそこで出会ったメキシコの文化に大変興味を持ち、卒業までの研究のテーマにすることに決めました。
あちらに留学している間に何度もメキシコへ脚をはこんでは現地の空気を思う存分味わった私ですが、今回はメキシコの魅力を皆様にも少しお伝えしようと思います。


まずは有名なテオティワカン、太陽と月のピラミッドです。
大変人気の観光地のうえ、日曜日はメキシコ人は入場料金が無料になる為たくさんの人が訪れます。
実際に上ることができる世界で一番高いピラミッドだそうですが、階段はとても急なので一歩一歩足下を確認しながら進まなければ行けません。



これはまた別の、ユカタン半島ウシュマル遺跡にある魔法使いのピラミッドです。




メキシコにはたくさんの遺跡が残っているのですが、スペインの植民地下に置かれた時代にはたくさんの遺跡が取り壊されています。
これは取り壊された遺跡の上に建てられた教会です。
スペイン人によりキリスト教が布教された後、メキシコにはとても美しい教会がたくさん建てられました。
今では国民の9割がキリスト教です。

このようにいくつかの教会の内装は隙間無くびっしりと美しい装飾がなされています。
これらの表現方法を空虚に対する恐怖と呼ぶんだそうです。

マヤ人の伝統的な刺繍を施したきれいな衣服はメキシコの代表的な土産品です。



メキシコの国技、ルチャリブレ。
メキシコシティやその他色々な地方で見ることができます。



メキシコの果て、イスラ・ムヘーレスで見つけた謎のモダンアートパーク。








おまけ。メキシコシティで偶然出くわした性的マイノリティの人たちのパレード。
比較適性に関してオープンだと言われるカリフォルニアよりも、メキシコシティのほうがよりオープンな感じを受けました。


色々な刺激を受けた今回の機会をこれからの研究に活かしていきたいです。

2013年10月2日水曜日

2013年10月1日



おはようございます
4回生けいとです。

2013年度も夏休みが終わり
後期の授業が始まりました!
とうとう10月です。

後期に入って初めて総芸全体が集まる機会ということで
卒論に関するお知らせや、後期の予定確認、
留学から帰って来た人、交換留学でいらした人の紹介等を
全体でお話ししました。














わきあいあいと話し合った後は
Colors of KCUAの会議とHP更新○

久々にみんなと会えてうれしい限り~













留学等から帰って来た方々。



10月に入ってあと3ヶ月で今年も終了ということで
卒論は急ピッチで進行されていき
下級生は単位取得に励みます。

それではまた!おやすみなさい。

2013年8月30日金曜日

2013年8月30日




瀬戸内芸術祭旅行

みなさん、今年の夏はいかがお過ごしですか。
こんにちは、杉本先輩に変わりまして総合芸術学科3回生の小田です。











8月19日〜21日まで、田島先生と加須屋先生率いる、芸術学研究室の有志のメンバーで瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。今回はその模様をお伝えします。














まず、瀬戸内国際芸術祭というものはですね、瀬戸内海のさまざまな島々や港を舞台にアート作品の展示や芸術関連のイベントが催される、大規模な芸術祭の一つです。その瀬戸内芸術祭は3年に一度開催され、今年は春、夏、秋の3シーズンに分けて開催されています。私たちは、ちょうど夏のシーズンに展示を見に来たというわけです。はい。












今回の旅行は、二泊三日の割にはだいぶ盛りだくさんな内容で、3日間で、犬島、小豆島、豊島、高松港、女木島、男木島を巡るという・・スケジュールを組んでくださった先生方、本当にありがとうございます。それはもう、すこぶる楽しかったです。

印象に残ったこと・・そうですね、思い出と見た作品はいっぱいありすぎるほどなのですが、印象に残ったのは、シソかき氷とか、醤油ソフトクリームとか、レモンジュレとか、島カレーとか・・・いや、ほんとに美味しいものを食べることが出来ました。



嘘です、それだけではありません、すみません。















まず言えることは、猛暑ではありましたが3日とも快晴で、それはそれは景色が素晴らしかったということです。昼間は海と空が青々と広がり、夜は星と月が美しく灯っていて、景色を見るだけでも瀬戸内の島々に来る価値はあると思います。














展示で言うと、個人的には興味のそそられる作品が多かったです。特にで言うと、犬島の窓やドアが宙に浮いているイラストレーション《ヒーロー乾電池》シリーズの作品と、女木島の誰も歩いていないのに足跡が出現する作品のレアンドロエルリッヒ作《不在の存在》、女木島のカタツムリの動きを追ったアニメーション作品のフィリップ・アルタス作《カタツムリの軌跡》は好きな作品でした。小豆島のヤノベケンジ作《スター・アンガー》は夜に見ると、煌めいて見えて少し異色な存在ではありますが、ミラーボールの様で素敵です。














後、たまたま公開制作終わりの会田誠さんにちらっとお会いすることが出来ました。そしてその会田誠さんが参加されている、男木島の昭和40年会男木学校の展示を見ると、いくつかはっちゃけ過ぎていて吹き出しそうになる作品が・・。大人が真剣に遊ぶとこうなるのか・・・と。是非、わくわくが詰まった男木学校に行ってみてください。必ず吹き出すので。












そして一番びっくりだったのは、一日目に泊まらせて頂いた、小豆島のクマグスクという滞在型のアートスペースのシャワールームが。。。すごい。

というか正確にはシャワールームではなく作品なんです。作品がシャワールームなんです。土屋信子さんの《Ace of heart vol.7》という作品で、なんだか地球じゃないような空間が広がっていました。とりあえず、泊まったら皆さん部屋に入ってしばらくフリーズしてからシャワーを浴びることになります、きっと。ここでは詳しくは書きませんので、是非自分自身で宿泊して、作品を体感してみてください。













そんなクマグスクを運営する京芸の卒業生の方とそのお手伝いに来ていた金沢工芸大学の学生さん達と一緒に交流会を行いまして、みんなで簡単なお料理を作り、飲み、食べ・・時間が過ぎるのが早い、早い。宴会が進むにつれ、アートプロジェクト運営や美術教育についてなどの貴重なお話をたくさん聞かせて頂き、こっそりメモらせて頂いて、ちゃっかり勉強になりました。



というわけで、暑すぎて意識が朦朧とすることもありましたが、学ぶことが多く、充実すぎる旅行でした☆
他にも面白い作品や出来事がいっぱいの瀬戸内芸術祭旅行だったのでまたここでお話し出来ればと思います!


<クマグスク>
ドミトリー型と和室のお部屋がある滞在型アートスペース
HP:http://kumagusuku.info/#reservation
期間:2013.7月20日〜11月4日(瀬戸内芸術祭開催期間限定)


三回生 小田真巳