2013年後期合同発表会
こんにちは、総芸2回の柴田です。
現在、総合芸術学科では半年に1回の合同発表会が数週に渡って行われています。
学部3回生・4回生・院生が参加するこの発表は、いつも活動している中央棟4階芸術学研究室ではなく、新研究棟の広い部屋で行われます。
他の専攻で言うところの合評であり、これまでの研究の成果を発表するものです。
合同発表会では、普段は別々に活動を行っている3つのゼミが合同で発表を行います。
故に他のゼミに所属する先輩方の発表も聞くことができるのです。
学生の人数も普段の3倍ですが、もちろん先生の人数も3倍になるわけです。緊張も3倍……
この日の発表は学部4回生の先輩方。一人ずつ発表に挑みます。
美術についての研究と言ってもその内容は千差万別で、合同発表会では今まで自分が興味関心のなかった分野の面白い話がたくさん聞けるのがいいところだと思います。
日本でも有名なアメリカのアニメーション、South Parkについての研究を行っている先輩の発表では、実際にプロジェクターでアニメーションが流され、論文などでは行うことの出来ない発表の仕方だと感じました。
漆工に関する発表では、今まで知らなかった技法について知ることが出来て面白かったです。
寺院における、襖絵の高精細デジタル複製品に関する発表を行った先輩は、実際に複製品の展示が行われているお寺まで足を運び、襖絵を見学した方にアンケートを実施したそうです。
明治時代に結成された京都青年絵画研究会についての発表では、新聞記事がたくさん引用されていて、当時の様子を垣間見ることが出来ました。
学生の発表の後は、質疑応答の時間です。
先生方の鋭い質問に、聞いている私までもが何故かドキドキしました……
私も来年からあの場に立つかと思うと非常に、非常に!お腹が痛くなります。
先輩方の発表の内容はもちろん、話し方やレジュメの構成もとても勉強になりました。
私も(約)半年後の発表に向けて今から段々と準備していきたいと思います。
2回生 柴田晶子