2018年4月25日水曜日

2018年4月25日


新入生歓迎会

こんにちは。3回の松浪です。
なんとなく日誌を書くたびに久しぶりだなと感じます。

さて、今年も春になり新入生を迎えました。
美術学部のほとんどの専攻では2回生?3回生?とかで専攻が決まってから歓迎会をするらしいのですが、
私たち総合芸術学科はひと学年に5人しかいませんし研究室もひとつしかないので入学後すぐに歓迎会をします。
研究室で茶話会をしたのちにみんなで食事に行くのが毎年の恒例です。

茶話会ではまず新入生の自己紹介。学部が5人と修士に3人。今年は院生が多めです。
みなさん好きなものや最近の悩みなど様々なことを教えてくれました。


そして、こちらも恒例になっているのですが、
自己紹介も兼ねて2回生から学部新入生へ、総合基礎実技を始め大学生活に関するアドバイスなどがあります。
(総合基礎実技とは、美術学部の全学生が合同で受ける実技授業。他の専攻に友達を作る絶好のチャンス!)
私たちの頃は3回生以上も自己紹介やアドバイスをしてくださっていたのですが、
その時に「健康第一だよ!」「内臓大事にしてね!」と何人かの方に言われたのを思い出しました。



さて、食事会!みんなで乾杯!
芸術学研究室ではなぜか打ち上げなどでカレー屋さんに行くことが多いのですが、
新入生歓迎会は人数が多いことなどもあり居酒屋です。
座席はランダム。新入生からはもちろん、先生方や他の学年の方達ともいろいろな話ができてすごく楽しかったです!

2018年4月20日金曜日

2018年4月18日

芸術資料館「画学生のまなざし-京都市動物園とのであい」


気がつけば4月も中旬です。
5月まで2週間を切りました。5月といえばそう、ゴールデンウィークです。
皆さん、休暇の予定はもうお決まりですか?

現在、京都市立芸術大学 芸術資料館では、「画学生のまなざし-京都市動物園とのであい」展が開催中です。


本学の資料館は、歴代の学生が描いた卒業作品を多く所蔵しています。※
今回の展示では、その中から動物を描いた作品にスポットライトを当て、作品が制作された背景を探ります。
※卒業作品の受け入れは、明治27年より始まりました。

この展示、実は資料館だけでの企画ではなく、京都市動物園との連携イベントなのです!
資料館での展示のほか、動物園でも展示や講演会が行われています。

今回は、ゴールデンウィークのお出かけに最適な、京芸・動物園コラボ企画を紹介します!


本企画は、明治元年から150年目となる平成30年記念した明治150年・京都のキセキプロジェクトの一環として行われています。

京都市立芸術大学も京都市動物園も、その始まりは明治時代までさかのぼります。
京芸の前身である京都府画学校は、明治13年(1880)に創立されました。ちなみに校舎は現在の西京区沓掛ではなく、京都御苑の敷地内にありました。
それから23年後の明治36年(1903)、京都市動物園の前身である京都市記念動物園が開園します。
この時、大学は東山へと移転しており、学生たちは身近な場所で生きた動物を観察することができるようになりました。

この動物園の開園は、学生たちの作品に大きな影響を与えます。
それまでの動物画は、代々受け継がれてきた手本をもとに、決まった型の中で表現することが普通でした。
しかし、動物園で実際に動物を観察・写生できるようになると、学生たちはその成果を絵に強く反映させるようになります。


芸術資料館のスター、村上華岳の「羆」(明治40)は、その代表と言えるでしょう。
画面いっぱいに巨大な熊を描くものの、細部を疎かにせず、丁寧に毛並みを描きこんでいます。特に目の周りの毛の描き込みが圧巻!今回の展示でももちろん出陳されているので、ぜひ実際に見ていただきたいです。
ちなみに、熊の足元に描かれた木…実際に動物園でこのような展示がされていたわけではいそうです。「熊のオリにこんな木をいれたら、じゃれつかれてボロボロになります」(by京都市動物園副園長さん。後述の講演会にて)とのこと。確かに!
この構図は華岳のオリジナルなんでしょうね。



稲垣仲静の「豹」(大正6)は、凛々しい豹が3頭描かれた作品です。
当時、動物園ではたしかに豹は飼育されていたようですが、「このように複数の個体を同じケージで飼育することはなかった」(by副園長さん)とのことです。
これも言われてみればそうですよね。喧嘩になっちゃいますからね…

若い画家たちは、写生の成果を存分に作品にぶつけつつも、工夫を凝らして画面をつくっていたことがわかります。


会場では作品と合わせて、動物園で飼育されていた動物を撮影した写真も展示されています。その他、昭和2年に撮影された動物園の映像も必見。白黒の映像ながら、テンポよく様々な動物が紹介されており、当時の動物園の雰囲気がよくわかる貴重な資料です。

また、先に触れたように、京都市動物園にて、本学の芸術資料館館長にして、芸術学研究室の先生である田島先生による講演会も行われました。動物園の副園長さんと一緒に、日本画に描かれた動物についてお話してくださいました。
笑顔がたいへん眩しい田島先生のプロフィール画像

(この講演会もとてもおもしろかったので、またそのうちレポートを上げます)


講演会は終了しましたが、動物園でもパネルでの展示を行っています。

そして、京都芸大資料館と、動物園ではスタンプラリーを開催中!二箇所を回ってスタンプを集めると、特製ポストカードがもらえます!
販売してたら買っちゃう!というくらい上質なポストカード。これは手に入れるしかない。


GWには、ぜひ京都市立芸術大学芸術資料館、京都市動物園へ!

追記
展示は興味があるけど、京芸付近ってなにもないし、資料館見たら終わりだともったいない…というあなた!
こちらの日誌
こちらの日誌で京芸付近の文化スポットを紹介しています。国宝の仏像もあります。
展示とあわせてぜひ!

京都市立芸術大学芸術資料館
展示期間:4月11日(水)~5月13日(日)
時間:9:00~17:00
休館日:4月16日(月)、23日(月)、5月7日(月)
ギャラリートーク:5月8日(火)

京都市動物園
展示期間:4月14日(土)~5月13日(日)
時間:9:00~17:00(入園は16時まで)
休園日:毎週月曜日※月曜日が休日の場合、翌火曜日(5月1日は臨時開園日)

2018年4月13日金曜日

2018年4月13日

殺意の春


みなさんお久しぶりです、きららです。

私はweb班で別の仕事があるので、あんまり日誌を書く機会がなかったのですが、もうそんなこと言ってられなくなりました。だって今期のweb班員数3人ですよ!?頼れる上回生の方達が卒業してしまって。この今期のweb班紹介をみてほしい。



生徒数3人対スーパーバイザー3人って・・・1st、2nd、3rdってなんなんだ。Dガンダムかよ。

個人的にセーラームーンみたいにしたいって言ったんですよ。スーパータジマムーン、スーパーハルカマーキュリーみたいな。その方がかわいい気がします。
でも却下されちゃった。


ということで今期は私もいっぱい日誌を書くのでよろしくお願いします。


タイトルが「殺意の春」なんですが、わたし、春って嫌いなんですよ。
もともとは好きだったんです。高校生までは「クラス替え楽しみだなあ」とか「新しい先生どんなのかなあ」とか、わくわくしていました。
でももう21歳になると、目先の楽しみよりも将来に対する漠然とした不安の方が勝ちます。
4回生です。後がないんです。新学期頑張って行こう!みたいな世間の雰囲気がものすごく怖いです。
いやいや、現状維持でお願いします・・・時間は私の了承を得ずに勝手に進むな!

なので春休みは現実逃避のため酒を飲んでいました。絶やしてはダメだ、死んでしまうと思って。


例えばこれ。親友のロシア人の美女の家に行ったら、風呂上がりタオル巻き姿で朝青龍のグラスワインくれました。粋ですね。




これは友達が働いていたマジックバーに行った時ですお酒をブンブン投げながらカクテルをつくるショーをやっていました。
ちなみに私マジックされるの苦手なんですよ。面白いけど、騙されるのってしんどくないですか?
人生騙されるより騙す方がいいです。




これはロシア美人とパキスタン料理の店に行ったらそのままパキスタン店主と仲良くなった時の写真です。
この後クラブ行ったんですけど、パキスタン店主もクラブついてきました。
朝方まではしゃいで彼の店に戻って吐いていました・・・。





石囲んで何してんだ・・・京芸の人たちと祇園円山公園の桜の木の下で酒を飲んでいたはず。



ということで、春休みのお酒に逃げた日を一部ご紹介しました。


心に春霞がかかったかのような、正体不明の不安に怯えていた人は私だけではないはずです。
新学期、就活、新社会人・・・初めてのことがいっぱいスタートします。
失敗しても、自分に自信が持てなくなっても、それはきっと春のせいです。

なぜなら春はクソだから。はじまっていいよって言ってないのに新しいことがはじまるから。


でも、はじまりがないと終わりがないんですよね。私は今は長生きにそんなに興味がないので、人生は「好き放題して楽しかったー!昇天!」くらいのポップ感というか、疾走感で駆け抜けたいです。


立ち止まっていてもどうしようもないので、寒くてまだ眠たいのにやってくる春に殺意を向けながら、最後(たぶん、そうであってほしい)の京芸生活1年間楽しみたいと思います。

疲れたらお酒があるので。たまには逃げるのも大事。


4回生 谷岡輝樂々