2016年9月17日土曜日

2016年9月17日

ロシア料理



こんにちは。谷岡です。

やっと秋らしい気候になってきましたね。夏の暑さが少し和らぎかけてホッとしておりましたが、大気が不安定な所為で台風16号が日本列島に迫っているそうです・・・。台風が関西を直撃する週明けに、ちょうど旅行を企画しているのでとても不安です。

そんな心境の中、突然ですが、今日は人生で初めて本格的なロシア料理を食べてきました!
ロシア料理って、あまり街を歩いていても見かけませんよね。日本では馴染みの薄い料理です。

なぜ私が日本ではマイナーなロシア料理に行ったのかというと、単なる思いつきです。
私の親友がロシア人の子なのですが、3日前の晩、もう直ぐ彼女の誕生日だなあとふと思い出し、そこから何故かロシア料理食べてみたいなーという思考に切り替わりました。
すぐにGoogleで「京都 ロシア料理」と検索し、検索結果の一番上に出てきたお店に伺いました。「ロシアンレストラン キエフ」さんです。

実は、私の曽祖父がロシア人という伝説が谷岡家にはあったりなかったりするので、私自身ロシア文化について興味深々です。
そこで、本日の日誌は私のロシア料理食レポとともに、それにまつわる豆知識をご紹介したいと思います。
決して書くネタがないからとかではありません。違いますよ。

レストランはビルの6階にありました。割と見つけにくく、失礼ながらこんなところお客さん来るのかなと思いましたが、店内に入るとたくさんの方で賑わっておりました。
1972年に京都市とキエフ市が姉妹都市になったことを記念してお店が誕生したそうです。
古くから多くの人々に愛される老舗だったわけですね!

私が頼んだ料理はAランチです。

最初に運ばれてきた料理はこちら!

ボルシチです!
ロシア料理といえばこれですよね。この赤さの正体はテーブルビートです。サワークリームを混ぜて食べることにより、あっさりとしたスープに深みが増して美味しいです。


お次はこちら。


ピロシキ!
日本で売られているものとは随分様子が違います。日本はカレーパンのようにパン粉をまぶして揚げたものが主流ですが、本場ではこのように焼いた方が一般的。
私は今日食べたピロシキの方が油っこくなくて好きです。


では3品目は・・・


カプスタサラダ(キャベツのサラダ)とグリビィ(キノコのクリーム煮壺焼き)。
カプスタサラダはキャベツを発酵させたサラダです。酸味が効いて爽やか。

グリビィはキノコのクリームシチューが入った壺をパンのような生地で覆った料理です。
開けるとこのようになります。


とても濃厚で美味しかったです。


そして最後にはロシアンティーが運ばれてきました。

ロシアンティーとはですね、

このようにたっぷりのジャムをですね・・・・(こちらのお店はバラのジャムでした)

このように、紅茶に入れて飲みます。
バラの香りがほのかに感じました。紅茶をかき混ぜるたびにバラの花びらがふわりと舞ってメルヘンでしたね。

ちなみに、ジャムをスプーンですくって直接舐めながら紅茶を飲むのが本当のロシアンティーだ!という意見もあるそうですが、私は専門家ではないのでよくわかりません。
ですが、今日の紅茶はとても美味しかったです。


食レポって難しいですね・・・。
みなさん、どうですか?この記事に少しでも興味を持った方は是非ロシア料理を食べてみてください。

私は今度、親友のロシア人の子をこのお店に連れて来てみたいです。
よくあるじゃないですか。例えば、日本人が海外の寿司屋に行って、一般的な握り寿司を期待していたら、揚げたりトルネードしてあるよく分からないものを食べさせられる、というギャップが。

このお店はキチンとした有名な老舗店なので、そのようなギャップはほとんど無いと思われますが、やはり本場の人の反応は気になってしまいます。