幸野楳嶺先生像
田島です。早いものでもう3月です。暖かくなるかと思えば今日は雪がちらついています。キャンパス内の幸野楳嶺先生像にも雪が付着していました。
頭の上ではなく、横に雪があるのは、北からの強い風で雪が片側に付いたためと思われます。ちょっと珍しい光景です。
銅像といえば、北大のクラーク博士や、早稲田の大隈重信さんは大学のシンボルにもなっていますね。
京大の折田先生像は入学試験シーズンの風物詩として、毎年新作が作られて話題ですね。今年はカービィだったようです。
同じ入学試験シーズンを先頃無事に終えた京都芸大ですが、幸野楳嶺先生像には何の変化もありませんでした。芸術大学のわりにはちょっとさびしかも。いや、イタズラをすすめているわけではありませんが。
この大学は試験問題の管理が厳重なので、試験の前日は立ち入り禁止だし、当日も受験者以外は入れません。だから京大のような盛り上がりはもともと無理なわけです。しかも、受験の時は立体作品搬入のためのテントが張り巡らされており、キャンパスの南端の方にある幸野楳嶺先生像には、受験生はたどり着けないようになっています。
大事な入学試験なのに、文字通り蚊帳の外に置かれる楳嶺先生、、、
せめてオープンキャンパスの時などに、合格祈願でお参りしてもらえたらともいます。
あ、それから、試験を終えて胃をきりきりさせながら発表を待つ間、なにか少しぐらい情報はないかとこの芸研日誌にたどり着いた受験生の方へ。
今年の試験に関する耳寄りな情報は、、、特にありません。
粛々と採点され、淡々と集計が進められているはずです。
発表までもうしばらくお待ち下さい。
われわれ教員も、今年は総合芸術学科にどんな学生が入ってくるかとドキドキしながら待っています。