2018年2月12日月曜日

2018年2月12日

遠足

毎年恒例のweb班一年おつかれさま遠足に行ってきました。
今回は滋賀県長浜市!web班員とげいけんちゃんで、海洋堂ミュージアムショップ、大通寺、長浜城をめぐりました。


長浜市といえば、石田三成が生まれ育った地として知られています。
駅前にも秀吉と三成(幼)の銅像が立っています。

集合は11時だったのですが、少し早めに行って朝ごはんを食べました。
こちらのお店では、「丸い食パン」をつかったトーストを食べることができます。



チーズ、豚まん風、抹茶など種類も豊富!店内にイートインスペースがあります。


店の前に立っていた信楽焼たぬき。手に丸食パンを持っています。



お腹が満たされたところで、最初の目的地「海洋堂ミュージアムショップ」へ向かいます。
海洋堂とは、フィギュアや模型の制作を行う会社です。立体造形物好きの人なら必ず耳にしたことがある名前かと思います。
本社は大阪府門真市ですが、フィギュアの展示・販売を行うショップを長浜市に構えています。


商店街に入り、しばらく歩くと等身大フィギュアが出迎えてくれます。

ここではガチャガチャに挑戦。


お昼ごはんは、海洋堂から歩いて数分の「住茂登(すみもと)」さんです!

大通寺の表参道にある、長浜の郷土料理屋さんです。

メインは鴨鍋!鴨肉をしゃぶしゃぶしていただきます。


そして鮒のお刺身です。

鴨肉は初めて食べたのですが、臭みもなく、ほどよい噛みごたえで美味しい!
鮒のお刺身は、鮒の卵がまぶしてあり、見た目が華やか!鮒ってお刺身で食べられるんですね......こちらも美味しいです。


そして、ふなずしも頼んでみました!鮒をご飯と塩で漬けた滋賀の名産品ですが、「凶悪なまでに臭い」「あまりの臭さに、観光客が米原駅に捨てていくほど」との噂を聞いていたので、ビビリながら食べましたが、全く臭くありませんでした!
塩辛いペースト状の漬物......という感じで、酒が飲めない私ですが、きっと酒と一緒に食べたら美味しいのだろうなあ......と思いながらつまみました。ふなずしのお茶漬けもあるそうなので、次回はチャレンジしてみたいと思います。

食事を終えると、そこから徒歩3分の「大通寺」へ。

京都・東本願寺の別院で、内部には狩野山楽、山雪の障壁画があります。
「大通寺行ったことありません......」と言ったら田島先生に「絶対見ておくべき!!」と言われたので見学コースに入れてもらいました。


とくに皆が見入っていたのがこちらの襖絵。
岸駒(がんく)による「金地墨画梅の図」です。
枚の襖を使い立派な梅の木が描かれています。カメラの画面に収まらないほどです。

ただ、お寺の中は非常〜〜に寒く、何度も縁側に出ては温まり、また襖絵を見学する……ということを繰り返していました。

お寺を一時間ほど見学し、次は最後の目的地、長浜城へと向かいます。
長浜城の内部は、現在では博物館になっており、主に長浜に関する様々な展示を見ることができます。

に展示を案内していただきました!
今行われているのは、琵琶湖に浮かぶ島、竹生島と、湖北に位置する港である「菅浦」、そして「日本遺産」に関する展示です。
企画展「湖北の日本遺産〜竹生島と菅浦〜」HP

日本遺産とは、文化庁が認定する地域文化に関する制度です。
世界遺産や、指定文化財とは異なり、地域に点在する複数の遺産を結びつけ、ストーリーとして発信することで、地域の活性化を図ることを目的としているそうです。
長浜市では、平成28年に「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-」として、「竹生島」と「菅浦の湖岸集落景観」が指定されています。

今回の展示では、琵琶湖に関する文化を日本遺産に関連させて紹介しています。
竹生島の信仰に関する書物や、島に伝わる弁財天像、菅浦の歴史に関する文書などが展示されており、確かに物語を楽しむように湖北の文化について知ることができます。
私は竹生島に行ったことがなかったのですが、特に島にある宝厳寺と都久夫須麻神社についての展示がおもしろく、これは絶対に島に訪れなければ!と思いました。

最後に最上階から琵琶湖の風景を眺めました。
この日は天気もよく、竹生島が見えました。

ご飯に美術に歴史にと、長浜を楽しみ尽くしました!