自己紹介します
こんにちは、初めまして。今期よりようやく総合芸術学科に本格的に合流した2回生、橋本小夜です。当然芸研日誌を書くのは初めてです。なので自己紹介から始めさせていただきます。
名は小さい夜と書いてさやと読みます。普段友人からは『はっさん』と呼ばれています。この呼び方が普及しすぎて名前を呼ばれない、覚えてももらえないことが多々有ります。
埼玉県で生まれ岡山県で幼少期を過ごし、熊本で1ヶ月だけそこの小学校に通い、京都の宇治にやってきました。高校はこの京芸と元を同じくする美術学校、京都市立銅駝美術工芸高等学校に通っていました。高校では漆芸専攻に所属、生来のアレルギー体質でかぶれまくる腕を物ともせず、卒業制作では大好きな百足の立体作品を作りました。この高校で過ごしたことは、今の私にとって最も大切な経験となっています。
…この来歴よりお分りいただけたかと思いますが、この大学に入るまでは完全に美術には制作する側として接していました。なのにこの学科に入ろうと思ったきっかけは、実はもっと小さい頃からの私の嗜好に関わります。私は自分の興味のある分野において知らないことがあるのが許せない質です。特に小学生の高学年あたりからは四大文明に傾倒し始め、考古学の分野に興味を持ちました。今でも一番尊敬する人はエジプト考古学の第一人者、吉村作治先生です。高校生になって本格的に美術に関わるようになってからは、考古遺物への関心の中に、意味や歴史的な価値だけではなく美しさも含まれるようになりました。そこで高校の先生から紹介されたのがこの総合芸術学科だったのです。正直受験は落ちる気がしていなかったのでとにかく入るのが楽しみでした。
大学に入ってからは、2回生の前期まで版画専攻で実技をしたり、京芸の王子様という素敵なサークルに所属して芸祭前は練習に明け暮れたり、週4〜5ほどで塾でアルバイトをしたりとかなり多忙な日々を過ごしていますが、とても充実した毎日を過ごしています。前期の間で版画や日本画の友人からは「もはや美術科」「何専攻だっけ?」と言われるようにまでなりましたが、今期からはここ総合芸術学科で活動させていただきます。総合芸術学科です。