2014年5月28日水曜日

2014年5月28日

見学会その2

更新が遅れてしまいましたが5月27日の続きを。

25日(日)は大阪・和歌山方面でした。
まずは大阪歴史博物館の「上方の浮世絵」展。

まずは入り口にあった顔出し看板を。
かなり凝った作りで、金がかかっている感じがするのですが、残念ながら逆光でうまく写真が撮れません。置き場所を工夫するとか背後を遮光するとか、やりようは無かったのでしょうか。
展覧会は、江戸に比べてマイナーな大坂京都の浮世絵を幅広く紹介するものでした。
北洲以降の役者の錦絵はそこそこ数があるので、さほど珍しくないのですが、今回は大森良清やら、流光斎・松好斎、有楽斎なんかがたくさん出ていて、渋さ全開でした。
興味が無い人にはピンと来ないかもしれませんが、いい展覧会です。

そのあとは和歌山県立近代美術館へ。
日本の現代彫刻家建畠覚造を紹介する展覧会です。
この人は本学の現学長建畠晢先生のお父さんにあたります。
ちなみに、そのまたお父さん(学長の祖父)の建畠大夢も彫刻家です。大夢は本学の前身の京都市立工芸学校を卒業しており、その意味でも関わりがあります。
展覧会の企画者の一人が、当研究室出身の学芸員、青木さんです。
詳しい解説ありがとうございました。
近代美術館のあと、一カ所くらい観光地に行きたい、と学芸員の方に聞いたら、淡嶋神社を紹介されました。
車で20分くらいでしょうか。
説明はなくても、写真だけですごさがわかると思います。








このあと参道の店で、数種の貝を煮たのをご飯にかけた淡嶋丼なるものを食べたり、なかなか濃い一日でした。