2016年6月8日水曜日

2016年6月8日

一京芸生の趣味


こんにちは、4回生の柏山です。
今年ももう半分が過ぎてしまいますね。時間が経つのは早いなぁとつくづく感じます。

さて今回は、私の趣味について書こうと思います。私事で申し訳ないですが…。
それはこちら。

多肉植物です。多肉植物は、ご存知の通り葉や茎が分厚く、多くの水分をその中に蓄えることができます。なので乾燥に強く、少し水を切らしただけでは枯れません。
上の写真は、私が下宿生活を共にしている多肉です。
暴れたり騒いだりしないので安心です。それがかえって悩みの種でもあるのですが…。

それではまず、かの有名なアロエから。

アロエといえば、俗称「医者いらず」ですね。薬店でもアロエの名のついた商品をよく見かけます。私もよく小さい頃、葉を傷口に当てたり塗ったりしました。効果の有無はよく覚えていませんが、妙にひんやりとして気持ちよかった記憶があります。
 このアロエは、実家の朽ちかけた親株から株分けしたばかりのものなので、まだうまく根付いていません。早く馴染んで、みずみずしい葉を見られる日が待ち遠しいです。

次はこの多肉。

名前は調べましたが、素人目には似たものが多く特定できませんでした。
おそらくエケベリアの仲間でしょうか…?
この多肉は下宿にある中では一番古株ですが、長い間成長が止まっていたのでこの大きさです。また、一度根腐れして根や葉をだいぶ取り除いてしまったので、根元がヒョロヒョロになってしまいました。なんとか再生してくれることを祈りつつ、見守る毎日です。
ちなみに土の上に転がっている小さな葉については後ほど。

つづいては、葉挿し中の多肉です。(2016年5月17日撮影)

葉挿しとは、多肉植物の増殖方法の一つです。字面的に葉を土に突き刺しておくイメージですが、ただ土の上に置いておくだけで根や葉が出て、そこから成長していきます。
現在葉挿し中の多肉ですが、写真の両端が先ほどの名称不明の多肉のもので、真ん中の二枚が通称・金のなる木のものです(和名はフチベニベンケイ)。通称が何やら人間の欲のにおいがしますね。他にも花月(カゲツ)という通称もあるそうですが…。

実際にこの時発芽・発根していたのが先ほどの鉢です。(2016年5月18日撮影)

写真左側の葉の、葉と茎が繋がっていた部分から、白っぽいものが出ているのが見えるでしょうか。拡大するとこんな感じです。

放置してから一ヶ月ほど経っています。若葉の大きい方の葉の長さは1mm程度で、まだとても小さいです。また、羽化したばかりの蝉のような白さと繊細さで、とても美しいです。
付け根側から見るとこんな感じ。

やや赤みを帯びて、下方に伸びているものが根っこです。まだ弱々しいながらも、しっかりと地面(鉢の中ですが)に根を降ろし始めています。健気です。
本当、初めて見た時の感動といったらなかったです…。

更に、最近金のなる木も葉挿しが成功しました!
それがこちらです。(2016年6月8日撮影)

先ほどの名称不明の多肉とはまた違った発芽・発根のしかたで、とても興味深いです。
一方これは、葉挿しの写真の両端にあった多肉。(2016年6月8日撮影)
一ヵ月もしないうちにこんなに成長しました。

こんな風に、日々変化する姿を見せてくれるので、とても心が温まります。
一方で、良い兆しも悪い兆しも現れたらすぐに進行してしまうので、少しも気の休まる暇がありません。
それでも、これらの多肉がうまく育ってくれるかどうか、非常に楽しみでもあります。

ということで、これから梅雨や猛暑といった耐え難い季節に入りますが、そんな時こそ生命力旺盛な自然に触れてみてはいかがでしょうか。苦しい日々が濃密な時間に変わるかもしれません。
以上趣味の話でした。長々とすみません。