2016年12月29日木曜日

2016年12月29日

BTTF&就活報告

こんばんは、四回の西森です。
早いもので今年もあと数日ですね。
明明後日には2017年・・・信じられません。
年が明けたら卒論提出までもうあっという間でしょうね。ひいぃ・・・頑張らないと。
と、言いつつ昨日は映画を観に行ってしまいました。
まあ根詰めすぎてもよくないので息抜きということで。
 
芸研とは全然関係ないんですけど、見てきた映画のことについて語らせてください!
私が見てきた映画とはこれです。
『BUCK TO THE FURTHER part 1』(以下BTTF )です。
BTTFを劇場で見ることができるというので、わざわざ兵庫まで足を運んできました(笑)
有名な作品なので知っている方も多いと思いますが一応あらすじを書きますね。
舞台は1985年のアメリカ。高校生のマーティンは知り合いの科学者・ドクの作った車型タイムマシンで30年前の1955年にタイムトラベルしてしまう。
そこで高校生時代の両親と遭遇し、なんと母親に惚れられてしまう。
このままでは両親が結ばれずに自分の存在が消滅することになる。何とかして両親をくっつけなければならない。
そして1985年に戻れるチャンスは一度だけ。
マーティンは無事に両親を結びつけて、未来に戻ることができるのか?!
という感じのお話ですね。
ハラハラドキドキワクワクできるこれぞエンタメ!といった名作です。
劇場の大画面で見ることができて満足でした。

翌週からはpart2、その翌週はpart3が上映されるのですが、さすがにもう厳しいかな…?(卒論締め切り的に)


 
ちなみ塚口サンサン劇場という映画館で上映されているのですが、ここがとっても素敵な映画館なんです。
幅広い上映作品に、掲載写真のようなオリジナルのチラシやポスター、装飾などからあふれでる映画愛!
クラッカーを鳴らしたり紙吹雪をまき散らすことができるマサラ上映や、音響にこだわった重低音ウーハー上映などの企画上映も充実しています。
そしてトイレが異常に綺麗。
兵庫県の映画館なので京都からだと遠いと感じるかもしれませんが、
足を運ぶだけの価値はある劇場ですよ。
駅近なので意外とアクセスも良いです。
興味のある方はよければ行ってみてくださいね。

さて、趣味の話はここまでにしておいて本題を。
私は以前、6月に就活辛い記を書いておりましたが、
その約一か月後の8月頭に無事に内定をいただきました。わーい。
結果が出たら報告しますと書いていたのに、ずるずるとタイミングを逃してしまい今更のご報告となってしまいました…

あまり詳しくは書きませんが、将来的には展覧会や文化イベントに関わることができそうな仕事なので楽しみです!

筆記試験では美術史や京都の画家についての問題がでたり、
web班の仕事としてとり組んだ新聞記事執筆について面接でいい反応をもらえたりと、
総芸での学びを活かすことで、今回の内定に結びついたと思っています。

冊子・webサイト・映像制作、展覧会運営、レビュー執筆、調査研究など、
総芸では本当にいろいろなことを学べます。
そしてそれを自分の武器にすることもできます。
もちろんしんどい時や辛い時もありましたが、
総芸に入ってよかったです。

春からは社会人。
学生を締めくくる卒業論文は自分の納得のいく形に仕上げたいです。
頑張ります。
マーティとドクからパワーをもらいましたしね!(笑)

それではみなさん、よいお年を。






2016年12月17日土曜日

2016年12月14日

後期合同発表


今週も先週に引き続き、総合芸術学科・大学院芸術学学科の合同研究発表会でした。

今回は卒業予定生を除く大学院生3人と学部3回生5人の、計8人が発表しました。

前期の合同発表よりもさらに内容の充実した、大変面白い発表を聞くことができました。お世辞で言っているのではなく、今回は本当に最初から最後まで眠ることなく、終始ワクワクしていました。

しかし、こんなにのんびり発表を楽しめるのも、私自身は今回が最後です。
なぜなら来年からは自分も研究をスタートさせ、発表しなければならないからです・・・。
(総合芸術学科は3回生から研究が本格的にはじまるカリキュラムです。私、谷岡は現在2回生で、来年は3回生なのです。)

果たして私は無事研究テーマを決めて立派に発表することができるのでしょうか。不安でお腹が痛いです。

何はともあれ、先輩方。発表お疲れ様でした。




谷岡

2016年12月9日金曜日

2016年12月8日

ラスト合同発表

昨日は総合芸術学科・大学院芸術学学科の合同研究発表会でした。
今週は卒業予定生6人が発表しました。大学院生1人と学部生5人です。
4回生の私ももちろん研究成果を発表しました。

こちらは大学院の先輩の発表風景です。
私はこの後に発表だったので、緊張のあまりひどい手ブレピンぼけ写真です。



学部最後の発表も無事に終わりました。
質疑応答では過去にないほど先生方・学生のみなさんから質問をしていただきました。
研究発表は終わりましたが、卒業生はここからが本当の勝負どころです。1月末の卒業論文提出に向けて今回の発表の成功・失敗を踏まえて論文を書き上げなければいけません。


ところで、今回の日誌を書くに当たり、そういえば2回生のときにも合同発表の話をしたなぁ……と思い、芸研日誌のログをたどってみました。

2013年後期合同発表会

3年前……!!この頃はまだ文章が固いです。そしてフォントも何故か明朝体です。
あれから色々なことがありましたが、今は思い出に浸っている場合ではありません……!卒論提出に向けてラストスパートをかけなければいけません。
クリスマスやお正月など誘惑が目白押しの12月・1月ですが頑張っていきたいと思います。

柴田

2016年11月28日月曜日

2016年11月28日

念願の天橋立


こんにちは。

最近寒くなってきましたね、外出の際はコートとマフラー必須の倉澤です。

先日、両親が長野からはるばる京都へ遊びに来てくれまして、一緒に天橋立へ行ってまいりました。
「股のぞき」でおなじみの北側の笠松公園の方へ連れて行ってもらいました。

笠松公園への登り方は、ケーブルカー、一人乗りリフトと二通りあります。
行はケーブルカー、帰りはリフトにしました。



北側の笠松公園へ登るケーブルカー。
車内が斜めになっています!

帰りのリフトからの眺め。
絶景です!

個人的にはリフトがおすすめですが、
高所恐怖症の方には大分辛いかもしれません、、、。


 股のぞきもやってきました。

股のぞきをして撮影した写真。

「股のぞき効果」は、はたして...。






2016年11月22日火曜日

2016年11月20日

最近の個人的出来事


紅葉が見ごろですね、こんにちは、3回生の藤山です。
今回は最近あった出来事のうち、トップ3を紹介します。



まず、第3位。
”コーヒーメーカーを手に入れた”

ブラックコーヒーがおいしく飲める年齢になりました!
子供の頃は「あんな苦いものをガブガブ飲むのか…大人は化け物だ…」 と思っていましたが、ついにそんな私もコーヒーライフを送るようになりました。
とはいっても、豆にもそこまでこだわりはなく、コーヒーメーカーもいただき物なので、まだまだコーヒー党の一員にはなれていません。


続きまして、第2位。
”芸研での席が移動”

2回生の時から席が変わっていなかったので、個人的には大きな出来事でした。
ちなみに、ひとつ隣への移動です。
今後も周りの席の方たちと円満な関係を続けるために、荷物の越境、紙資料の雪崩は絶対におこさないことを誓います。
ちなみに、この移動によって、実質2番目にお菓子に近い席を解雇されることとなりました…(笑)


そして、第1位。
”風邪で声がでない日”

数日前から風邪気味だなとは思っていたのですが、そのうち治るだろうという慢心が、この事態を招きました。それに、前日のバイトが追い打ちをかけ…
朝起きると、声が全くでませんでした。
体調はよく壊すほうなので今更風邪ごときで焦りはしませんが、さすがに声がでなくなったのは初めてだったので、午前中に医者へ。
そして午後から大学へ。大学へ向かう途中、今日一日どうやって会話するかを考えていました。
結果、スマホのメモ機能を筆談代わりとして使うことにしました。
しかし、すごく面倒くさい上に、他人から見れば奇妙で、田島先生には、携帯ごしにしか会話しない昔のオタクみたいとだと言われました。

正直、その日伝えたいことが全く伝わらず、すごくモヤモヤして過ごしました。芸研の方たちには特に迷惑をおかけすることになり…
あと、喋るのは割と好きなので、喋りたくてウズウズしていました。
次の日には、微かに声がでるようになり、徐々に普段通りに近づいています。



以上、最近の出来事トップ3でした。みなさんも風邪にはお気をつけください。


2016年11月9日水曜日

2016年11月9日


瀬戸内しまなみ海道 ママチャリツアー道中記

東洋美術史の竹浪です。10月29~30日に、体育の上先生の企画で、広島県と愛媛県を結ぶ「瀬戸内しまなみ街道」(西瀬戸自動車道)のサイクリングに参加してきました。瀬戸内の島々とその間にかかる6つの大橋を巡る、2日間約120キロに及ぶレンタサイクルの旅です。

1日目 スタートにハプニング
今回の参加メンバーは、上先生のほか、日本画の川嶋先生と三橋先生、フランス語の中村先生、哲学の永守先生、総務のM谷さん、I本さん、教務のN枝さん、そして私の計9名。夜明け前に川嶋先生と上先生のお車で二手に分かれて尾道を目指す手はずです。私は上先生の班ですが、朝5時に待ち合わせのはずが、I本さんがきません…携帯にも出ない…。「こりゃ寝てますね。」「5時半まで待ちましょうか。」待っている間の雑談で一日の走行距離が60キロだと初めて聞き、内心ビックリ。完走できるか全く未知の数字です。
そうこうしているうちに、5時半になりました。「そろそろ行きますか。」「I本さんには新幹線で来てもらいましょう(本気)。」上先生がエンジンかけますと、車から「ひゅるひゅるひゅるひゅ~」と情けない電子音がして、エンジンがかかりません…。何と待っている間の点灯でバッテリー切れです!上先生、とっさの判断で向かいにあった消防署に助けを求めますが対応してもらえず、ロードサービスに電話します。でも来るまでには時間がかかるので、助けてもらえる車がないか探すことに。運転のプロであるタクシーや運送会社のドライバーに頼んではということになり、上先生が交差点に停まった個人タクシーを呼んできてくれました。ベテランの運転手さんで、専用のケーブル(先が大きな洗濯バサミのようになっているブースターケーブルという器具)をつないでくれると、「ブルン」とエンジンがかかりました。頼んでから、ものの5分でした。さすがはプロ。京都で一台だけという、派手に点滅するテールランプに照らされた年齢を重ねた横顔がまぶしかったです。
この間にI本さんからも電話があり、二度寝していたとのこと…大慌てで来てもらい、無事に集合となったのでした。川嶋先生たちとも無事に吉備サービスエリアで合流できました。

いよいよスタート!
尾道から一つ目の向島にある「尾道市民センターむかいしま」にて自転車をレンタル。ホントに普通のママチャリでしたが、変速付きなのはありがたかったです。天気は曇り。1040分にスタート。涼しくて風もなく、サイクリングにはちょうどよい天気でした。


 一つ目の橋「因島大橋(いんのしまおおはし)」です。
道にはサイクリングロードを示す青い線が引かれていますが、どの橋も渡るためにはまず山道を上る必要があり、その入り口がうっかりすると見落としてしまうので要注意です

 
二つ目の橋「生口橋(いくちばし)」です。
生口島に渡ってから休憩。伴走車の上先生が応援してくれます。
帰りにはここ(ドルチェというお店)でジェラート食べました。ちなみにこの島には平山郁夫美術館もあります。

三つ目の「多々羅大橋(たたらおおはし)」です。ちょっと疲れてきましたが、悪くないペースです。頑張れば行けるかもと、希望が見えてきました。

渡る前の公園で休憩。三先生、腹筋ですか?今回奇跡の1枚。


待望のお昼
橋を渡った大三島の「多々羅しまなみ公園」で遅めのお昼(午後2時)です。海鮮丼、名物のマハタのお刺身美味しかったです。

お腹も膨れて四つ目の「大三島橋(おおみしまばし)」をめざして再スタート。天気も良くなってきて、秋の空と瀬戸内海の青さが堪能できました。

 
大三島橋を渡れば伯方島。

そろそろ脚もきつくなってきましたが、それより先にお尻が悲鳴を上げました。サドルが硬めで、こぐたびに骨盤に響きます。
ちょうどコーナンがあったので、川嶋先生と中村先生と三人でクッションと紐を購入し、サドルに巻き付けます。これで少し楽になりました(これを読んで行かれる方はぜひクッションの準備をお薦めします!)。

ラストスパート
いよいよ本日最後の橋「伯方・大島大橋(はかた・おおしまおおはし)」です。渡れば続く穏やかな海岸線。上先生が宮窪レンタサイクルターミナル前にて出迎えてくれました。あとは30分ほど山道を登れば、宿泊所の「みやくぼ石文化交流館」です。最後の急坂はどうしてもペダルが進まず、降りて歩きましたが、約60キロを走破しました。最後尾の私が着いたのは5時。トップのN枝さんは、1時間前に着いたそうです。すごい!!


2日目 今治までの一人旅
当方、小学生の頃からのお城ファンです。今治と言えば藤堂高虎が築いた今治城。みんなは昨日のルートを戻りますが、上先生に相談して、私だけ別動隊で今治城まで行ってくることにしました。ただしスケジュール上、11時までに帰ってくるのが条件。距離的には朝5時にスタートすればぎりぎり間に合う計算です。
朝4時45分に自然と目が覚めました。脚も思ったより痛くないし、行けそうです。着替えて外に出るとまだ真っ暗。宿泊所は山の中なのでちょっとと言うか大分怖かったです。お城を見たい一心で峠道をハンドルを誤らないよう、ただ前を見て慎重に進みます。

今治までは「来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)」を渡ります。第1から第3まで三本の大橋が約4キロにわたって続きます。ちょうど橋に差し掛かったところで夜が明けてきました。早起きへの嬉しいご褒美です。左手に昇ってくる朝日に照らされながら遂に四国に着きました!
時間と体力の節約のため、橋からすぐの無人駅「波止浜(はしはま)駅」に自転車を止めて今治まで一駅だけ乗車。少しでもお城を長く見たいので駅からはタクシーで行くことにしました。お城の周りを一周してもらい堀からの眺めを撮影。年配のとてもやさしい運転手さんで、要所要所で停まってくださいました。

正面の鉄御門は平成19年になってからの復元。

5層の天守閣は昭和の復興(想像で作られた模擬天守)です。櫓や塀ともあいまって、美しいでしょう!
お城のなかでも散歩に来たやさしいおじいさんが、濠には大きなエイやクロダイが海から泳いでくるよと教えてくれました。

これはボラとクロダイです。
 

魚を撮ったところで、ちょうどカメラの電池が切れました。帰りの橋の上は、天気も晴れて海も空も島も青くて、まるで青磁の釉薬の中を漂っているような不思議な感じでした。朝には下ってきた道をラストスパートで登り切り、11時少し前に宮窪レンタサイクルターミナルで上先生と合流。二日間お世話になったママチャリともここでお別れです。他のメンバーも昨日の道を折り返し、無事全員完走できました。

筋肉痛にはなりましたが、参加させていただいて、先生方や事務のかたとも色々お話できましたし、瀬戸内の自然や地元の人たちの温かい人柄にも触れることができました。皆さん本当にありがとうございました。