2013年8月30日金曜日

2013年8月30日




瀬戸内芸術祭旅行

みなさん、今年の夏はいかがお過ごしですか。
こんにちは、杉本先輩に変わりまして総合芸術学科3回生の小田です。











8月19日〜21日まで、田島先生と加須屋先生率いる、芸術学研究室の有志のメンバーで瀬戸内国際芸術祭に行ってきました。今回はその模様をお伝えします。














まず、瀬戸内国際芸術祭というものはですね、瀬戸内海のさまざまな島々や港を舞台にアート作品の展示や芸術関連のイベントが催される、大規模な芸術祭の一つです。その瀬戸内芸術祭は3年に一度開催され、今年は春、夏、秋の3シーズンに分けて開催されています。私たちは、ちょうど夏のシーズンに展示を見に来たというわけです。はい。












今回の旅行は、二泊三日の割にはだいぶ盛りだくさんな内容で、3日間で、犬島、小豆島、豊島、高松港、女木島、男木島を巡るという・・スケジュールを組んでくださった先生方、本当にありがとうございます。それはもう、すこぶる楽しかったです。

印象に残ったこと・・そうですね、思い出と見た作品はいっぱいありすぎるほどなのですが、印象に残ったのは、シソかき氷とか、醤油ソフトクリームとか、レモンジュレとか、島カレーとか・・・いや、ほんとに美味しいものを食べることが出来ました。



嘘です、それだけではありません、すみません。















まず言えることは、猛暑ではありましたが3日とも快晴で、それはそれは景色が素晴らしかったということです。昼間は海と空が青々と広がり、夜は星と月が美しく灯っていて、景色を見るだけでも瀬戸内の島々に来る価値はあると思います。














展示で言うと、個人的には興味のそそられる作品が多かったです。特にで言うと、犬島の窓やドアが宙に浮いているイラストレーション《ヒーロー乾電池》シリーズの作品と、女木島の誰も歩いていないのに足跡が出現する作品のレアンドロエルリッヒ作《不在の存在》、女木島のカタツムリの動きを追ったアニメーション作品のフィリップ・アルタス作《カタツムリの軌跡》は好きな作品でした。小豆島のヤノベケンジ作《スター・アンガー》は夜に見ると、煌めいて見えて少し異色な存在ではありますが、ミラーボールの様で素敵です。














後、たまたま公開制作終わりの会田誠さんにちらっとお会いすることが出来ました。そしてその会田誠さんが参加されている、男木島の昭和40年会男木学校の展示を見ると、いくつかはっちゃけ過ぎていて吹き出しそうになる作品が・・。大人が真剣に遊ぶとこうなるのか・・・と。是非、わくわくが詰まった男木学校に行ってみてください。必ず吹き出すので。












そして一番びっくりだったのは、一日目に泊まらせて頂いた、小豆島のクマグスクという滞在型のアートスペースのシャワールームが。。。すごい。

というか正確にはシャワールームではなく作品なんです。作品がシャワールームなんです。土屋信子さんの《Ace of heart vol.7》という作品で、なんだか地球じゃないような空間が広がっていました。とりあえず、泊まったら皆さん部屋に入ってしばらくフリーズしてからシャワーを浴びることになります、きっと。ここでは詳しくは書きませんので、是非自分自身で宿泊して、作品を体感してみてください。













そんなクマグスクを運営する京芸の卒業生の方とそのお手伝いに来ていた金沢工芸大学の学生さん達と一緒に交流会を行いまして、みんなで簡単なお料理を作り、飲み、食べ・・時間が過ぎるのが早い、早い。宴会が進むにつれ、アートプロジェクト運営や美術教育についてなどの貴重なお話をたくさん聞かせて頂き、こっそりメモらせて頂いて、ちゃっかり勉強になりました。



というわけで、暑すぎて意識が朦朧とすることもありましたが、学ぶことが多く、充実すぎる旅行でした☆
他にも面白い作品や出来事がいっぱいの瀬戸内芸術祭旅行だったのでまたここでお話し出来ればと思います!


<クマグスク>
ドミトリー型と和室のお部屋がある滞在型アートスペース
HP:http://kumagusuku.info/#reservation
期間:2013.7月20日〜11月4日(瀬戸内芸術祭開催期間限定)


三回生 小田真巳



2013年8月16日金曜日

2013年8月16日

Colors of KCUA 2013 「BRIDGE~作家と素材の間~」


が始まっています。
どうも、杉本です。
みなさん夏をいかがお過ごしでしょうか。
年々猛暑が酷くなっていますね。
「自分が小学生の頃もこんな暑かったけ・・・」と、
毎年、輝いていた遠い過去に思いはせています。
山に入って虫にかまれまくったり、テトラポットで遊んで怒られたり、
朝から晩までチャリで爆走したり、蝉の抜け殻集めたり・・・。
ああ、あの頃に戻りたい。
宿題はギリギリまでしない主義でした。



さて、そんな酷暑の中、
今年もColors展、開催しております。

 
Colorsとは、京都市立芸術大学芸術学研究室の学生が
中心となって企画、実施している展覧会です。
今年で3回目となります。
製作の現場に直接関わることのできる芸術学研究室ならではの視点から、
作家を選定し、本学の製作活動や動向などを広く学外に発信することを
目的としています。
 
今年のテーマは「BRIDGE」。
「作家と素材」の関係に注目した展示となっています。
作家が素材とどのように向き合い、
その間にどのような「橋」をかけるのかに注目し、
従来のアプローチにとどまらない独自の視点をもつ作家の作品を紹介します。
 
 
展示風景をちょこっとご紹介。 
 
 
 
どの作品もとても興味深いですが、
私は特に安東くんの作品が特におもしろいと思います。(下記写真)
 
 
この上の写真で、黒い飛び石のようなものは漆の板で、
靴のままで歩くことができます。
漆という伝統的素材を使用するメディアアート。
ある仕掛けというか、オチ的なものがあるので、
みなさまご来場の際にはぜひ体験してみてください。
女性の方はミニスカで試してみると、さらにおもしろいかもしれませんね。
あ、責任はとれませんのであしからず。


Colors of KCUA 2013「BRIDGE~作家と素材の間~」は、
今月25日までです。
1年間Colorsメンバーが練り上げた展覧会です。
ぜひお越しください。


Colors of KCUA 2013「BRIDGE~作家と素材の間~」
会期:2013年8月10日(土)~8月25日(日)
時間:11:00~19:00(入館18:45まで、月曜休廊)
会場:@KCUA



すぎもと

2013年8月3日土曜日

2013年8月3日

総芸展示中
明日はいよいよオープンキャンパスですね。
今まさに準備中です。


学生の研究内容、自己紹介、先生方の紹介などいろいろ展示中です。
場所は中央棟3階です。
この看板が目印です。

2013年8月1日木曜日

2013年8月1日

前期試験期間&オープンキャンパス準備

いつもおなじみのすぎもとがここしばらく磨り減っているので、たじまが代わりに更新です。
もうすぐオープンキャンパスですね。総芸では、自分たちの普段の活動を「人に伝える」ということも重要な勉強なので、オープンキャンパスをそのためのスキルを磨く機会ととらえ、毎年学生自身いろいろ準備をしています。
ところが、今年はなんだかみんな疲れている感じがします。
それもそのはずで、今年は前期の授業・試験終了からオープンキャンパスまでの間に、全く日が無くなってしまっているのです。つまり今は試験の真っ最中。これまでは1週間くらい余裕があったのですが。

それはさておき、総芸では毎年、オープンキャンパス来場者様に差し上げるオリジナルグッズを製作しています。
以前のグッズには、オリジナルラベルのチロルチョコとか、受験に役立つかもしれないありがたいお言葉をプリントした団扇などがありました。
今年は、去年に引き続き合格おみくじ付きのお菓子です。
ただいま絶賛梱包作業中です。



オープンキャンパスは8月4日(日)です。皆様のご来場をお待ちしています。
http://www.kcua.ac.jp/oc2013/