2018年2月15日木曜日

2018年2月15日

作品展が終わりました


こんにちは、四回の澤田です。 2月7日から11日にかけて行われた作品展が、無事に終了しました。 今年は大学がメイン会場ということで、昨年までとはだいぶ違った雰囲気でしたが、たくさんの人が来てくださいました。
総合芸術学科の展示、研究発表を見に来て下さった方々もありがとうございました。
そして、作品展が終わると、大学の講義室の机並びなどが徐々に入試仕様になってきました。京都芸大の入試ももうすぐですね。自分が試験を受けてからもう四年も経つのかと思うとびっくりです。私は試験当日、なぜかたった10分ほどのタクシー移動で車酔いしてしまい、大学前の喫茶店「らくがき」でギリギリまでふらふらしていた覚えがあります…。
受験生の皆さんはくれぐれも体調を万全に。あと、この時期の沓掛は本当に寒いので、防寒もしっかりとして、頑張ってください!

2018年2月12日月曜日

2018年2月12日

遠足

毎年恒例のweb班一年おつかれさま遠足に行ってきました。
今回は滋賀県長浜市!web班員とげいけんちゃんで、海洋堂ミュージアムショップ、大通寺、長浜城をめぐりました。


長浜市といえば、石田三成が生まれ育った地として知られています。
駅前にも秀吉と三成(幼)の銅像が立っています。

集合は11時だったのですが、少し早めに行って朝ごはんを食べました。
こちらのお店では、「丸い食パン」をつかったトーストを食べることができます。



チーズ、豚まん風、抹茶など種類も豊富!店内にイートインスペースがあります。


店の前に立っていた信楽焼たぬき。手に丸食パンを持っています。



お腹が満たされたところで、最初の目的地「海洋堂ミュージアムショップ」へ向かいます。
海洋堂とは、フィギュアや模型の制作を行う会社です。立体造形物好きの人なら必ず耳にしたことがある名前かと思います。
本社は大阪府門真市ですが、フィギュアの展示・販売を行うショップを長浜市に構えています。


商店街に入り、しばらく歩くと等身大フィギュアが出迎えてくれます。

ここではガチャガチャに挑戦。


お昼ごはんは、海洋堂から歩いて数分の「住茂登(すみもと)」さんです!

大通寺の表参道にある、長浜の郷土料理屋さんです。

メインは鴨鍋!鴨肉をしゃぶしゃぶしていただきます。


そして鮒のお刺身です。

鴨肉は初めて食べたのですが、臭みもなく、ほどよい噛みごたえで美味しい!
鮒のお刺身は、鮒の卵がまぶしてあり、見た目が華やか!鮒ってお刺身で食べられるんですね......こちらも美味しいです。


そして、ふなずしも頼んでみました!鮒をご飯と塩で漬けた滋賀の名産品ですが、「凶悪なまでに臭い」「あまりの臭さに、観光客が米原駅に捨てていくほど」との噂を聞いていたので、ビビリながら食べましたが、全く臭くありませんでした!
塩辛いペースト状の漬物......という感じで、酒が飲めない私ですが、きっと酒と一緒に食べたら美味しいのだろうなあ......と思いながらつまみました。ふなずしのお茶漬けもあるそうなので、次回はチャレンジしてみたいと思います。

食事を終えると、そこから徒歩3分の「大通寺」へ。

京都・東本願寺の別院で、内部には狩野山楽、山雪の障壁画があります。
「大通寺行ったことありません......」と言ったら田島先生に「絶対見ておくべき!!」と言われたので見学コースに入れてもらいました。


とくに皆が見入っていたのがこちらの襖絵。
岸駒(がんく)による「金地墨画梅の図」です。
枚の襖を使い立派な梅の木が描かれています。カメラの画面に収まらないほどです。

ただ、お寺の中は非常〜〜に寒く、何度も縁側に出ては温まり、また襖絵を見学する……ということを繰り返していました。

お寺を一時間ほど見学し、次は最後の目的地、長浜城へと向かいます。
長浜城の内部は、現在では博物館になっており、主に長浜に関する様々な展示を見ることができます。

に展示を案内していただきました!
今行われているのは、琵琶湖に浮かぶ島、竹生島と、湖北に位置する港である「菅浦」、そして「日本遺産」に関する展示です。
企画展「湖北の日本遺産〜竹生島と菅浦〜」HP

日本遺産とは、文化庁が認定する地域文化に関する制度です。
世界遺産や、指定文化財とは異なり、地域に点在する複数の遺産を結びつけ、ストーリーとして発信することで、地域の活性化を図ることを目的としているそうです。
長浜市では、平成28年に「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産-」として、「竹生島」と「菅浦の湖岸集落景観」が指定されています。

今回の展示では、琵琶湖に関する文化を日本遺産に関連させて紹介しています。
竹生島の信仰に関する書物や、島に伝わる弁財天像、菅浦の歴史に関する文書などが展示されており、確かに物語を楽しむように湖北の文化について知ることができます。
私は竹生島に行ったことがなかったのですが、特に島にある宝厳寺と都久夫須麻神社についての展示がおもしろく、これは絶対に島に訪れなければ!と思いました。

最後に最上階から琵琶湖の風景を眺めました。
この日は天気もよく、竹生島が見えました。

ご飯に美術に歴史にと、長浜を楽しみ尽くしました!


2018年2月1日木曜日

2018年2月1日

2月になってしまいました




今日からもう2月ですね。教員の田島です。
今週は修士課程の修了審査ウィークです。
芸術学の教員たちは他の専攻の審査にあちこち参加しています。

それから2月といえば在学生にとっては年度の総決算「作品展」。
今年はいつもの京都市美術館が使えないので会場の雰囲気は大きく変わりますが、総合芸術学科の展示はだいたい同じような感じで進めています。
展示用の大型写真は昨日だいたい出力し終わったので、今日の研究室はとても静かです。

受験生にとってはいよいよ入試本番。
今年はとても寒いし、インフルエンザも流行っているので心配ですね。
写真は芸術学研究室の窓からの景色です。
わかりにくいですけど粉雪が舞っています。
同じ京都でも街中とこの沓掛では気候がかなり違うので、試験で来る方は暖かくしてきてください。



2018年1月25日木曜日

2018年1月24日

卒論の口頭審査日でした!


こんにちは。4回生の藤山です。
今日は、卒業論文の口頭審査がありました。

先週の金曜17時が、卒論の提出〆切だったのですが、卒業予定の総芸生は...
無事、全員提出しました!!!
(私は〆切間際に提出したので、こんなことを書くのはおこがましいです。ギリギリwomanはやめたいものです。)

しかし、卒論の提出だけでは、無事卒業!とはなりません。
日誌タイトルの通り、口頭審査があるので、これが終わるまでは気が抜けません。
口頭審査は所属ゼミの先生と他ゼミの先生2名に卒論を読んでいただき、行われます。
私は3ゼミなので、3ゼミの先生方4名と、1ゼミと2ゼミから1名ずつ、計6名の先生方に卒論についてのご質問やご意見をいただきました。
この口頭審査、お昼から行われるのですが、私は順番が最後だったため、夕方からでした。
なので、他のみんなが緊張から解放されていくのを芸研で待ちながら見守っていました。
でも、内心そわそわ...。
いざ自分の番になって、始まる直前はすごく緊張しましたが、就活の面接でメンタルは鍛えてあるので、なんとか乗り切れました。
とりあえず今は、終わってひと安心、といったところです。

また、作品展の準備も進めなければなりません。
この時期は一息つく暇もないですね。
私事にはなりますが、先日、内定先から職員制服の採寸の連絡がきたのですが、この時期に就職先である地元に帰る時間があるわけもなく...、採寸なしですべて9号サイズをお願いしました。
これをもって、体型維持が目標に加わりました。
あ、第一目標は、無事に卒業することです!


私がこの芸研日誌を書く機会も残りわずかです。(無事卒業できればですが)
和歌山ネタをもっと提供すべきだったか...と若干後悔はあります。需要があれば、またの機会に。
では、インフルエンザが流行っていますので、皆さまお気をつけて。
受験生はとくに体調管理を心がけてくださいね。

2018年1月24日水曜日

2017年1月24日

2017年度作品展発表スケジュール


先日ご紹介した、総合芸術学科・芸術学専攻の研究発表のスケジュール&タイトルをお知らせします!

2月10日(土)
会場:京都市立芸術大学中央棟3階L9教室
(午前)
11:00〜11:15 4回 倉澤佑佳「指物ってなんだろう」
11:20〜11:35 4回 澤田有里「ホンマタカシの写真について」
11:40〜11:55 4回 豊増日菜「服飾の中の中国-ヴィヴィアン・タムを中心に-」

(午後)
13:30〜13:45 修士2回 Anh Nguyen(アイン・グエン)「日本に伝来するチャンパ裂〜日本とベトナムの織物の交易」
13:50〜14:05 4回 藤山由佳理「現代日本における『なつかしさ』とは」
14:10〜14:25 4回 川久保美桜「ハイレッド・センターの活動と印刷メディアの関係について-『美術手帖』を中心に-」
14:30〜14:45 4回 佐々木愛「日本におけるアンフォルメルの受容-フォートリエ、デュビュッフェ、ヴォルスに注目して-」

今年ははじめて学内での開催なので、芸術学制作展委員一同、人が来てくれるかとても心配しております……!
ぜひぜひ作品展にお越しの予定のある方は、10日(土)に!!

2018年1月10日水曜日

2018年1月10日

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
気がついたら2018年になっていました。まだ心は2017年です。

芸術学研究室では、制作展の準備が着々と進んでおります。
今年は例年会場になっていた京都市美術館が改修工事中で使用できないため、基本的に学内のみでの展示です。
総合芸術学科・芸術学専攻の展示は、中央棟3階のL9教室で行います。

また、今年で3年目となる研究発表、今年も行います!

発表するのは、今年卒業する学部4回生と修士2回生の学生です。
卒業論文・修士論文の内容をわかりやすく楽しく発表してくれるはずです。

今年は2月10日(土)に開催!
午前
11:00〜11:15 4回 倉澤佑佳
11:20〜11:35 4回 澤田有里
11:40〜11:55 4回 豊増日菜

午後
13:30〜13:45 修士2回 アイン
13:50〜14:05 4回 藤山由佳理
14:10〜14:25 4回 川久保美桜
14:30〜14:45 4回 佐々木愛

ぜひ発表に合わせてお越し下さい。

詳しい発表内容などは、また日誌で紹介していきます!


4回 柴田


2017年12月11日月曜日

2017年12月6日

合同発表

こんにちは、倉澤です。師走に入り、何かと忙しい毎日ですね。

今週の水曜日、総合芸術学科では合同発表が行われました。合同発表とは前期、後期に各一回ずつ行われ、総合芸術学科の教員、学生達の前で三回から修士までの学生達が各々これまでの研究成果を発表する機会です。

私は4回生なので今回が学部最後の発表でした。
いつものことながら、合同発表の日は朝から、配布資料の印刷(前日にやるのが望ましい…)、パワーポイントを確認したり、原稿の音読練習をしたりと落ち着きません。

ただ、合同発表自体は、普段は異なるゼミに所属する学生の研究を知ることが出来るので、とても楽しいです。
今回も西洋、ファッション、現代アート、染織等、国や時代が異なる様々な分野の発表を聞くことが出来、勉強になりました。

因みに私はかねてより研究対象である木工芸の指物について発表を行いました。その際、先生達に様々なご指摘を頂いたので、今後はそれらを踏まえて卒業論文を書いていきたいと思います!

来週も水曜日の13:00から新研究棟で合同発表が行われる予定ですので、もしよろしければ聞きにいらしてください。

倉澤